子育てから自分と向き合う⑧
☆☆☆☆言葉の奥に何がある??☆☆☆☆
子ども達とのたわいもない会話の中には、
子ども達のいろんな「気持ち」を発見しますよね。
子どものピュアな部分
自分の感情を素直に表せる部分
好きとか嫌いとか、こうしたい、やりたくないなど、
自分の感情と、それに合う言葉が見つかった時は、
そのまま素直に表現できると思うし、
聞く方の私達も、そのまま、その気持ちを受け止めてあげる
事ができますが、
幼児期から成長してきて小学生になり、
少しずつ相手の事を考える事ができるようになってくると、
自分の事だけではなく、相手に自分の考えを伝えたりという事が
増えていき、これまでのように、ただ、自分の感情を表現することから
相手の気持ちを考えながら、自分の気持ちも伝えるという事が必要になって
きますよね。
その時に、まだ成長途中の子ども達の言葉の使い方が、
自分の知っている限りの言葉を駆使しながら使って行くわけで、
時には、思っている事と選んだ「言葉」がピッタリと合わないまま
使っている事もあると思います。
大人の私達でさえ、相手を思いながら言葉を選んでいく作業は、
なかなか難しいですよね。
自分の発した言葉が、自分の思っているように相手に伝わるかというと、
これまたなかなか難しいもので、
全く自分が思った通りには、相手には伝わりませんよね。
なんとなく、ニュアンスが伝われば良しとする感じですよね。(^^ゞ
日々、子ども達は、そういう言葉のやりとりをしているわけですが、
話をきいていると、まぁ、お友達関係の話しでは、
そのような言葉のやりとりからの誤解が生まれ、ちょっとした
トラブルが多々発生しているようです(笑)。
例えば、
「帰りたかったら、帰っていいよ」
という言葉。
ある日の放課後、数人のお友達と遊んでいると
その中の一人の子が、どうしてもその遊びの中で楽しめず、
「つまらない」という言葉ばかり。
他のお友達が「じゃぁ、違う遊びしようか」と提案するも
「それは、嫌だ」。
「じゃぁ、何がしたいの?」と聞いても、
特になし。
でも、気に入らないのか
「つまらない」という言葉ばかり。
そのうち、他のお友達もみんなで遊びはじめるので、
その子は、一人でぽつんとなってしまったようです。
そんな様子を見ていた、うちの子は、
その子がとても帰りたそうに見えたようです。
そこで、その子に
「帰りたかったら、帰っていいよ」と言ったそうです。
しかし、それを聞いていた、他のお友達に
「そんな事いわないでよ」と言われたそうです。
子どもが家に帰ってきてから、その話しを聞いた時、
私も一瞬
「いやいや、そんな事言ったら、言われたお友達はちょっとね・・・・(ーー;)」
と思ったのですが、
よくよく話しを聞いていくうちに、うちの子には、
その「つまらない」を連発していたお友達は、
何をしても「つまらない」という感じで、
早くお家に帰りたい様子に映っていたようで、
それだったら、「帰りたい時は帰っていいんだよ」という
気持ちで声をかけたようなのです。
帰りたいのに帰れないところなんじゃないかという気持ちで
そういう風に言ったとの事でした。
子どものそんな気持ちから出てきた精一杯の言葉が
「帰りたかったら、帰っていいよ」
だったんだなと分かった時、
そういう言葉しか出てこなかったんだなと(笑)
なんだか、子どもが一生懸命考えて
この言い回しだったんだなと、
ちょっと面白くもあり、心が温かくなるのを感じました。
そういえば、お友達だけではなく、
私と会話している時も、
そのままストレートにその言葉を聞くと、
「ナヌ!?<`ヘ´>」
となってしまう言葉がよくあるのですが、
そこで、つい
なんでそんな事言うの!?
と言ってしまう事もあるのですが、
そうして、話を聞いていると、
私が感じている事とは全然意味が違う言葉(気持ち)が
返ってくる事が多いです。
本当は、こういう気持ちなのに、
言葉が見つからず、つい自分の持っている言葉の中から
ストレートな表現を選んでしまう。
とってもストレートすぎて、その言葉の意味だけを受け止めると
相手によっては、すごくキツイ印象に受け止めてしまう事も
あるだろうなぁという感じです。
そりゃ、トラブルも起こるだろうなぁという感じです。
わが子だけではなく、同じような年齢の子ども達と
話していると、本当にそういう事って多くて、
特に、自分が聞いていて
「すごくストレートな表現するなぁ」と自分が反応して
しまう言葉を発する子どもは、
よくよく話を聞いていくと、
その言葉の奥の気持ちが、優しさからくるものがほとんどというか、
子ども達の言葉の奥には、いつも優しさがあふれています。
それが分かった時に、
私自身が「なんで、こんな受け止め方しかできないんだろう」と
恥ずかしくなるという気づきも起こるので、
私にとっては、ちょっとアイタタタタ・・・・となるのですが、
それでも、こうして子ども達と話しながら、
子ども達の自分の持ち合わせている言葉を駆使しながら
表現している事、言葉の数、表現の仕方がまだまだ未熟な事から、
どうしても、自分の思っている事がぴたりと当てはまる
表現が出来ずに、誤解を受ける事も多いと思うのですが、
つい、「それなら、こういう言い方で言いなよ」って
その言葉の奥を見ないで、改めさせる事を先にしてしまいがちですが、
時には、その言葉をそのまま受け止めて
その言葉の奥に隠された、その子の気持ちを見てみると、
大人の私達がすっかり忘れていた、かわいらしい優しさや思いやりに
気づかされます。(*^_^*)
大人になると、
相手の顔色をうかがう感じで言葉を選ぶ事も多くなっていきますよね。
子ども達のように、ストレートな表現でもその奥にある優しさを感じられるような
言葉だったら、大人の頭でちょっと表現を工夫してそれが伝えられたら、
それはそれでいいなぁなんて思う私でした。
言葉で、優しさを伝えられたら本当に素敵な事だなと、またまた子どもから
教えてもらいました。(^^ゞ
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