子育てから自分と向き合う⑦
☆☆☆自分の気持ちに正直になること☆☆☆
子どもと向き合っていると、
知らず知らずのうちに
自分の気持ちに蓋をしていたり
そんな気持ちなかったことにして過ごしていたり
自分を守るためにそう言い聞かせて振舞っていたり
違和感持ちながら周りと同じようにしていたり etc…..
そんな、「自分の気持ちを無視した自分」に気付く事が
多々あります。私の場合ですが。。。。(^^ゞ
それに気付く時は、だいたい
子どもを「コントロール」しようとして
子どもにあれこれ関わっている時です。
私達は、今まで生きてきた中でいろんな事を経験して、
大人社会を上手く渡っていく方法を身につけてきました。
(上手く渡れなかった事も多々ありますが・・・・(笑))
特に、人間関係では苦労しながら色んな術を身につけてきました。(・_・;)
・長いものには巻かれろ
・口は災いの元
・知らぬが仏
・笑う顔に矢立たず
その他諸々、何かしら自分を守るための術を学んできました(笑)
子どもだった自分が、大人の世界に踏み込んだ時に、
大人たちの、嘘だらけの顔というか、一人の人間なのに相手によって
違う顔を持っていたり、言葉と行動がちぐはぐだったりする姿を見て、
「大人になったら、自分じゃない何者かになって過ごさないといけないのか?」
「このままの私で生きていたら駄目なのか?」なんて、
とっても不安になった事がありました。
大人になった今なら、大人たちのそういう部分、子どもの時に感じたその姿が
その人の経験や環境、出会う人達、起こった出来事、いろんな事が合わさって、
自分を守るために知らず知らずのうちに身に付いたものなんだという事が分かります。
実際に、そんな風に大人の事をちょっと嫌な気持ちでみていた私も、
あんな風にはなりたくないなと思っていた私でも、
実際に、社会に出ていろんな経験を積んでいくうちに、
自分の気持ちを無視したり、抑えたり、周りに合わせたり、
いつの間にか、自分で勝手に作り上げた「私」になっていました(^^ゞ
それが、良いとか悪いとかはここでは置いときます。
みんな一生懸命生きてきて、自分というものが作られていくと思うので。
そんな風に大人になった私が、今度は母親になって
子どもと向き合う時に、
今まではちっとも引っかからなかった自分の行動や言葉に
「あれ、??(*_*)」と違和感を感じる事が多々出てきました。
大人になった私の行動や言動は、
ほとんどが、先の事を心配して先回りした行動であったり
周りの人を気にして、発した言葉だったり、
子どもがお友達とのトラブルに巻き込まれないように、
トラブルの原因とならないようにするためのアドバイスだったり・・・・・。
とにかく、頭を使っています。思考からの行動が多いこと多いこと。
子どもと話している時だけではなく、
子どものいろんな行動や言葉を見ている時、聞いている時、
子どもの方は、自分の気持ちからの行動をとっています。
幼い子どもなら、なおさら思考なんて使わずに
そうしたいからそうしてるという感じですよね。(*^_^*)
それに気付いた時に、自分の行動や言動を振り返り
とても気持ち悪くなりました・・・・・(ーー;)
自分の気持ちはどこかに置いて、心配や不安から先回りする
行動や言動。
もちろん、そんな行動が上手くいくわけもありません・・・・。
一時的に解決したように感じた事も、
やはり、自分の気持ちからの行動ではないので、
後味が悪いというか、子どもに「どうして?」と
聞かれた時に、説明が出来ないのです。
それっぽい事を言っても、言い訳をしているような
感じになります。
とにかく、いろんな違和感に気付かされて・・・・(ーー;)
それからというもの、
そんな違和感に気付かされた時には、
「あ、本当は私、どうしたかったのかな」と
自分の気持ちと向き合うようになりました。
そして、それを繰り返しているうちに
やっと、
「あ、自分の気持ちに正直に生きていいんだ」
という方向にシフトできました。
これがなかなか勇気の必要な部分なのですが(ーー;)
でも、結果がどうであれ
自分の気持ちからの行動は、何の違和感も出てきません。
スッキリした気分になれます。
すごく勇気が必要なのですが、
自分の気持ちで行動する方が、なんだか物事がスムーズに進んで
いくような気がします。(*^_^*)
またまた、子どもから「私の在り方」を教えてもらいました。(*^_^*)
いつもありがとう(*^_^*)