ゼラニウム (*^_^*)
先日、こども用の「かおりのおはなし」という
アロマの雑誌を読んでいた子どもが、ポツリと一言。
子ども:「私、ゼラニウムをいつも持っていたらいいかも」
私 :「どうして?」
子ども:「ゼラニウムは、不安な時、イライラした気分の時に
気持ちをしずめてくれます。って書いてあるもん。
学校に行く時に持っていたいな」
私:「・・・・・そう・・・・(~_~;)」
「お庭のゼラニウムの葉っぱちぎってポケットにいれとけば?」
「あ、でも、結構ゼラニウムって香り強いよね・・・」(ーー;)
何かしら、学校での人間関係に苦労している様子のLP7のわが子。
(詳しくはこちら)
アロマの力を借りてでも、今の気持ちを何とかしたいなと思って
いるところでしょうか・・・・。
そんなわが子も気になっている香り「ゼラニウム」(笑)
今日は、ゼラニウムの精油について書いてみたいと思います(^^ゞ
ゼラニウム 学名 Pelagonium graveolens(ペラゴニウム グラウェオレンス)
科名 フウロソウ科
抽出部位 花と葉 抽出方法 水蒸気蒸留法
主な使用法 アロマバス アロマトリートメント スキンケア
芳香浴など
注意事項 妊娠初期は使用を避ける
ゼラニウムのお花もいろいろな種類がありますが、精油で使われているゼラニウムは
ローズゼラニウムと呼ばれる多年草のものです。
香りはというと、最近ハーブの虫よけグッズなどがよくお店に並んでいますが、
虫よけキャンドルなどの香りをお試しいただいた事などありませんか?
アロマの本などでは、「ローズに似た甘い香り~」という感じで表現されて
いますが、私はどちらかというと、先ほど書いた虫よけグッズの香りの方が
近い感じを受けます。成分的にはローズと共通する成分を含んでいるのですが、
その割合はやはり違っていて、その中で、シトロネロールという蚊が嫌う
香りの成分があるのですが、ゼラニウムはその成分の割合がローズより少し多いので、
私の場合は、どうしてもそちらの香りを感じてしまうので、
あまりローズっぽく感じないのですね(~_~;)
そして、昔から身近にあったかゆみ止めの塗り薬を思い出して懐かしくなります。(笑)
フワッと昔の記憶がよみがえりホッとします(*^_^*)
香りの感じ方は人それぞれですので、あと、同じ名前の精油でもやはり植物から抽出
しているので、微妙に成分配合の割合も全く同じにはならないので、
微妙に香りの感じ方も違ってきたりします。ここではあくまでも私の感想です。
虫よけ成分の事ばかり書いてしまいましたが、ゼラニウムは虫よけだけではなく、
女性ホルモンに関わるトラブルにも対応してくれる女性のための精油でもあります。
中医学でいうと「腎のアロマ」にあてはまります。
「腎」は腎臓だけではなく、体液や尿などの体内の水分を調整する作用があり、老廃物の
代謝や体温調節にも深く関わっていて、人間の骨や歯の成長発育や精子や卵子、月経などの
生殖機能、性機能を支えています。
ホルモンバランス(更年期特有のイライラやのぼせ、月経前の不調など)
皮脂バランス(しわ、しみの予防、手荒れなど)
水分バランス(むくみ、セルライト、デトックス)など
「バランス」を整える作用が特徴的な精油だと
覚えていただければいいかなと思います。
身体だけではなく、心と体のアンバランスを感じた時にも。
・気持ちが不安定で気分が変わりやすい。
・頑張り過ぎて自分を労わる事をすっかり忘れてしまった時。
・相手に振り回されがちでうんざりしている時など
心と体がアンバランスだと感じた時にも支えてくれる香りです。
芳香浴や、トリートメント、アロマバスなどで
ゆったりとリラックスタイムを楽しんでみてくださいね。(*^_^*)
※精油はあくまでもご自身のリラックスやリフレッシュのために補助的に
使うもので、医療に代わるものではありません。
使用の際は、取扱説明書や注意事項を読み正しい使い方でお使いください。m(__)m