最近思うこと。(*^_^*)

 

日々、子どもと関わりながら、
ふと思う事があります。

 

 

 

自分は子どもから教えてもらう事が沢山あるなぁと。

 

 

大人だし、親だし、
子どもよりも沢山生きているし
経験値も上だし、

 

 

子どもの手助けをしたり、
分からない事は教えてあげたり、
出来ない事はやってあげたり、
子どもの成長を見守りながら
色々と接し方も変えてみたり、

 

 

大人を「成熟」
という言葉で表すと、
子どもの方は「未熟」という
言葉で捉えている私がいて、

 

 

心のどこかで、未熟な子どもが
成熟するために、色々な事を
教えて行く事が親(大人)の
役割なんだという風に思いながら
子育てをしていたように思います。

 

 

しかし、子どもも大きくなるにつれて、
子どもと関わる中で、
子どもが発する言葉とか想像力とか、
行動から
自分の未熟な部分を教えてもらう場面が
ビックリするくらい出てくるように
なりました。

 

 

もう、本当にビックリするくらいに
日々いろんな自分を発見させてもらうのです。

 

 

 

 

特に、ガッチガチに凝り固まっている自分の中の
常識だとか価値観だとか、
小さなものから大きなものまで
子どもとの関わりの中で気付かされ、
その度に「うわ~~~(*_*)」ってなる私。
そして、ついそんな自分に嫌気がさして
気持ちがズーーーン(-_-;)となるのですが、
(↑↑↑おそらく、自分の未熟さを認めたくない
とか、受け入れられないとかそんなプライドとか
混在する複雑な感情だと思います。)

 

 

 

 

それでも、全然気にしないで、というか、
「何が?」という感じで、
いつも通りに私を受け入れている子どもの対応に

 

 

「あ~~~、ニュートラルってこういう事なんですね。m(__)m」
「未熟なところがあっての私でいいんですよね」
と学ばせてもらう私。

 

 

もちろん、子どもの方は無意識にそうしているので、
本当に「何が??」という感じだと思いますが。(笑)

 

 

 

 

日々そういう事を繰り返していると、

 

 

 

先ほど書いていた、
子ども「未熟」が大人「成熟」になるために
色々な事を教えていく事が、
私の役目なのかしら???なんて
疑問が湧いてくるようになりました。

 

 

 

もちろん、成長の段階で色々と
教えていく事サポートしていく事はあるのですが、
ある程度大きくなると、自分で考えて行動
するようになるし、
その中で教えていく事ってどんどん少なくなるし、
むしろ、子どもに教えてもらう事の方が
どんどん多くなっていると思うし、
そうした時に
大人の私が子どもに出来る事って
何なんだろう??って。

 

 

 

そんな疑問が浮かぶ日々がずーーーっと続いて
おりました。

 

 

 

うちの場合ですと、
何かと人より敏感なところがある事で、
本人がストレスを感じやすいという
本人なりの生きづらさがあり、
学校にも行きたくないという思いの方が強く、
人と関わる事だったり、集団生活をする事、
学校のルール、社会のルール、常識などと
一つ一つ向き合う作業が続いています。

 

 

そういう作業を繰り返していると、
子どもの力だけでは乗り越えられない部分が
見えてきます。

 

 

例えば、家族内での出来事の場合。
親世代の中で当たり前だった事、常識と思われていた事、
疑う事もなくやっている事が、子どもの中でどうしても
苦手だったり出来なかったり、我慢しないといけなかったりで
本人にとって心地よくない状態が続いていた時、
いつも一緒に過ごしている家族が子どものその状態に
気付いてあげられる、または、子ども自身が
それについて不都合を感じている事を家族に訴えられれば
そこで初めて、その事について家族で話し合う事ができます。

 

 

大抵、家族間での事なので、話し合いの場を持つ事や
子どもにとっての環境作りというのは、そこを仕切っている
大人(親)の判断で変えて行く事がすぐにでもできます。
そして、「私達はそれが当たり前だと思っていたんだけど、
あなたはそうではなかったんだね」という相互理解も深まります。

 

 

しかし、これが、学校であったり社会であったりと
大きな範囲になった時、本人が不都合を感じている部分が
あったとして、家族間のようにスムーズに訴えが通るか
というと、そうではありません。
中には、訴える事が出来なくて我慢をしている子どもも
沢山いると思います。

 

 

 

すごくシンプルに考えると、
この社会が大人達の力で動いていて、
その社会の中で不都合を感じている人(子ども達)がいた時に
「じゃあ、その部分は改善していきましょう」と
判断して変えて行く事ができるのは、この社会を創っている
大人達なわけで、いくらだって環境を改善してことって
出来ると思うのです。

 

 

そのために大人達が何をしていけばいいのかというと、
一番最初にしていくことは、
子ども達の話を聞いてあげる事なんじゃないかなって
思います。

 

 

人間が生まれて、大人へと成長していく段階って
とっても大事な時期ですよね。
その時期に、当たり前のように集団生活に入り
子ども時代のほとんどを過ごさないといけない現状。
それに心地悪さを感じる子ども達も沢山いるわけで、
今の教育制度に合わない子ども達も沢山いるわけで、
そんな中で、子ども達の不登校やいじめの問題は
どんどんどんどん増えて行く。
そんな現状を作っているのは、現場にいる子ども達では
なくて、大人達がそのままにしている価値観や常識
なんじゃないかなって思います。
子ども達はいくら辛くても、学校を変えたり、
教育制度を変えたり、ルールを変えたり出来ません。
子どものそのような現状を捉えて、子ども達の声を聞いて、
子ども達がよりよい環境で過ごせるように
声をあげていくのが、そして変えていくのが
私達大人の役割なんじゃないかって思います。

 

 

 

そして、子ども達が、なかなか変わらない現状に対して
「自分達で変えていくよ!!」と声をあげた時に、
子どもの未熟さを心配することより
「それだったら、こういう方法もあるよ!!」
なんて、自分の経験から伝えられる事をどんどん
伝えてあげられるのも、これまた大人の役割なのかなと。

 

 

 

大人の私達が、今の子ども達の生きている環境を
創っているんだという事に、もっともっと意識を向けたら、
まだまだよりよい環境つくりは出来るはずです。
そして、それはきっととても面白いものです。
そんな大人達が創った社会を見ている子ども達は
「子どもも楽しいけど、大人も楽しそうだな」なんて
思ってくれるんじゃないかなって思います。

 

 

そんな思いを持ちながら、
さて、私が出来る事は何なのかなぁって。
1日1日、今日出来る事をコツコツとやっていきたいと思いました。

 

 

 

朝からやたらと強くそんな思いが湧いてきたので
独り言のように書いてみました。(^◇^)

 

 

公園

 

 

 

 

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