褒める(*^_^*)

先日の出来事。

 

本を読んでいた私の視界ギリギリのところに

娘の気配を感じました。

 

トンッ、トンッ、トンッ、トンッ、・・・・・。

 

その気配は私の視界からどんどん高い位置に動いています。

 

洗面所の入り口のスペースに両手両足をピタッと貼り付け上っている様子。

忍者のようです(・.・;)

 

彼女の身体は床から1.5メートルほどのポジションにありました。

 

 

そのまま着地に失敗したら足をグリッっとしてしまいそう・・・・(>_<)

 

私の心配した眼差しを受け止める事もなく逆向きで上っている娘

 

 

しばらくすると、

 

「ママ、見て、見て、すごいでしょ!!」

 

 

(-_-;)・・・・・・。

 

 

明らかに危ないと思った時、命にかかわる事に関してはもちろんビシッと止めさせます。

 

今までも、子どもの成長の様子を見ながら判断してきたので

どちらかというと、幼児期は私の経験からの判断で、本人の気持ちは少し無視。(^^ゞ

どうしてもって時は、危なくない範囲で手を貸してさせていました。

 

しかし、子どもが成長するに合わせて、自分で出来る事がどんどん増えていきます。

自分でいろんな事にもチャレンジしてみたくなります。

それを達成できた時、本人にとってどれほどの自信になることでしょう。

なるべくその気持ちを大切にしてあげたい!!

しかし、危険を伴う事に関しては、まだまだ大人の判断も必要じゃないかなって私は思うのです。

 

なので、そのあたりの境界線といいますか、

今、ちょうどそのあたりの境界線上にいるのが私たち親子なのかな~~と感じながら

日々過ごしています。

全てを「良し」とは出来ないけれども、少しずつ「良し」を増やしていく段階と

いえばいいでしょうか。

 

心配性の私にとっては、結構試練のようなものです。(^^ゞ

 

子どもをいつまでも私の心配性に付き合わせる訳にもいきません。

 

 

「すごいでしょ!!」と言ってくる娘に声をかけるまで

私の中ではいろんな葛藤が繰り広げられていました・・・・(~_~;)

 

 

でも、今回は、その心配を飲み込んで、

「すごいでしょ!!」と言って私に見せている娘の気持ちに寄り添ってみようと、

 

「すごいね!!」

 

 

と、言葉をかけてみました。

 

 

とっても嬉しそうな、少し照れたような娘の笑顔(*^_^*)

 

 

その後、娘は無事に着地できました(笑)。

 

 

それからしばらくして、私に

 

 

「ママに見せた時に、ママがすごいね!!って言ってくれたでしょう?

私、ママがそんな風に言ってくれるって思ってなかったの。

また、危ないよ!!とか言われるって思ってたから、ママが スゴイね!!って

言ってくれてビックリした。」と話してくれました。

 

あぁ~~、子どもは、ただ受け止めて欲しいだけだったんだな~~

そうだね、すごいね、って褒めて欲しかっただけなんだよな~~

 

少しずつ、そのままを受け止められるようになれるといいな~~と思いました(*^_^*)

 

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